2026/03/31 東大阪にて

年度末、溜まっていた休みを使って大阪を訪ねた。

前日にソメイヨシノの開花発表があったせいか、

淀屋橋、梅田、難波、通天閣、何処も圧倒的な人出だった。

そんな中、近鉄電車に乗り換えて郊外の住宅街を目指した。

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眼を射るように鮮やかな紅色のキワタが咲く東大阪市小阪の路地。

敬愛する故・司馬遼太郎さんの記念館を兼ねた自宅がある。

地下から天井まで高さ11m、壁三面を埋めた2万冊の本棚を見ると、

ああ、作家の頭の中はこんなだったのか、とも思う。

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小さな森のような庭からは、生前のままだという

司馬さんの書斎を窓越しに望むことができ、

窓外には菜の花と紫のツツジが花を開いていた。

この窓辺から世界を、日本を、歴史を俯瞰し続けた

ひとりの巨人がいたことを思いながら、私自身、

言葉を生業とする人間として初心に帰る旅でもあった。

            ✤

きょう3月31日、ひとつの区切りとなる定年退職の辞令を受けた。

あすからは再雇用社員。その形にこだわることなく、

言葉と社会に初心で向き合えたら、と思っている。

2026/03/13 さあ、4年目は?

「月に一度の山登り」と私は勝手に呼んでいる。

まあ実際に私が登っているわけではないのだが。

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「ゆうがたGet!every.」人気山登りシリーズ、

「金子貴俊のテッペン頂きます season3」のナレーション収録で

録音ブースに暫しこもった。

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寒の戻りで里もここ数日寒さが続いているが、

きのう辺り新雪が真っ白に見えていた山々は

どのくらい寒かったんだろうか?

来週3月16日(月)の放送で丸3年を終えることになる。

4月以降の「season4」はあるのか?乞うご期待である。

それにしても、こんな凄まじい表情をしながら

私は一体どんなナレーションを読んでいたんだっけ?

           ✤

★3月16日(月)ごご3:50~「ゆうがたGet!every.」

★放送終了後、TVerでの配信も始まります。

2026/03/11 朝、三陸を思う

けさの出勤前、妻のジャケットの襟もとには

丸い布製のブローチのようなものがあった。

「きょうは大槌刺し子を付けていこう」

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岩手県大槌町(おおつちちょう)は、妻が生まれ育った釜石市の

北隣に位置する三陸沿岸の町である。

そこで震災後の避難生活を送る住民に、針仕事を通じて希望を見出して欲しいと

5人のボランティアから始まったのが「大槌刺し子プロジェクト」だという。

ひと針ずつ丁寧に縫い付けられた模様が可愛らしい。

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いまも行方不明の2515人(※1日現在:警察庁集計)の中には、

妻の親戚も何人か含まれている。

あの日から15年。出勤していく妻を見送りながら、

今できることは何かと、あらためて問うてみる。

 

★「大槌刺し子プロジェクト」HP ⇒ https://sashiko.jp/

2026/01/10 明けの日の風景

 松の内が明けたおととい、家中の注連飾りを外していたら

我が家の猫が珍しそうに注連飾りをいじり始めた。

なに?まだお正月が恋しいのかえ?

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 そして今朝、出勤途中に善光寺表参道で出くわした

長野市消防局の出初式。この車列を見ていたら

「ああ、正月気分も抜けるかも」と静かに実感した。

でも世の中はきょうから3連休、私はニュース勤務。

むむ・・・・・・。

2026/01/06 箱根の余韻

 スタジオの片隅に年末年始の余韻を見つけた。

12月末に生放送した箱根駅伝事前番組のスタジオセットである。

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パネルには今年の大会にエントリーした21チームの襷が

整然とデザインされている。

やはり面白いのは、ここ数年で上位に食い込んでくる学校が

めまぐるしく入れ替わっている印象があること。

かつて「平成の常勝軍団」と呼ばれた私の母校は総合6位。

大学駅伝界もある意味「戦国時代」に入ったということか。

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さて、今夜の「ゆうがたGet!every.」県内ニュース(18:15~)では

創価大学の6区・山下りを走った小池莉希選手=飯田市出身が

里帰りした話題もお伝えする。区間記録まであと1秒だった小池選手!

正月気分も抜けてきた中、箱根の余韻をもう少しお楽しみ下さい。

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