仕事場のデスクに2通の郵便が届いていた。
1通は県内某自治体の首長からの残暑見舞い。
もう1通は拠点病院に勤務する感染症専門のドクターから。
地方自治や選挙の話、そして拡大する感染症禍について、
勉強不足の私が日頃から教えを乞うている2人の"先生"である。
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首長氏は、一気に増加基調に転じた新型コロナの感染者数を睨みながら、
毎日のように発表される大雨・土砂災害関連の警報にも神経をとがらす。

【写真:激しい雨に立ち往生する私の自転車/きょう午後・長野市】
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一方のドクター氏は、いっとき続いた猛暑の日に搬送されてくる
熱中症の発熱患者と、コロナの症状を見分けるのに苦労されたという。
かたや感染症と気象災害、かたや熱中症と感染症。
それぞれの立場で、いくつもの苦難と向き合っておられる。
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先日、取材でお会いした際の首長氏いわく、
「秋にまた国政選挙があるでしょ。今はもう2つの"災害"で
手一杯なんですよ、正直言って」
現状下でさらに負担が増えたなら、これを三重苦と呼んでいいものか。
「私の顔が小さく見えて嬉しい!」
と、はしゃぐのは齋藤沙弥香キャスター。

取材先から持ち帰ってきた巨大な物体。これ、ハンバーガーなのです。
肉だけで800g。そこにトマト、野菜、パンの重量が加わり......、
想像するにすさまじい一品です。
が、これが食してみると実に美味なること!
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使っている肉は、馬肉と鹿肉なんだそうです。
商品名はそのものズバリ「馬鹿バーガー」。
訓読みするか音読みするかで、そのニュアンスはかなり異なります。
齋藤:「お店の人はみんなバカって呼んでます」
伊東:「ええ~?」
齋藤:「でも商品名はウマシカバーガーなんですけどね」
ちょっと安心した私でありました。
齋藤キャスターの"食いっぷり"は来週の「news every.」で!
4連休、ようやく水辺の季節が到来した。
長野市や須坂市で屋外プールが始まったのだ(一部を除く)。
例年7月初めには開業していたのが、今年は約3週間遅れ。

写真は開業前(6月)の長野市営城山プール。
松本は6月に、上田では7月初めに既にオープンしているが、
中には屋外プールの営業自体をとりやめた自治体もあるという。
営業期間も例年より短くしたところも多い。
猛暑の中、昨夏からの水辺のコロナ対策は今も続いている。
水泳好きにとって"水辺の夏"が短くなるのは寂しい限りなのだが。
日本語としてはおかしなタイトルかもしれませんが、
「明け」は夜明けではなく「梅雨明け」の意。

「今、夕焼けがすごくきれいだよ!」とM局長。
「私、もう撮ってきたんです」と予報士・智恵さん。
しまった!気付かなかった、と大慌てで屋上に駆け上がった私。
北西の夕空にスマホを向けると、あすは間違いなく晴れ♪
と言わんばかりの鮮やかな茜色だった。(撮影:午後7時20分)
仕事帰りに閉店間際の書店に立ち寄ったら、
「ああ、夏だ」と実感する風景に出会った。
文庫売り場の棚に『〇〇文庫の100冊』という
恒例のキャンペーン広告を見つけたからだ。
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中学生の時分だったか、生家の町にあった小さな書店で
このコピーを見て「夏休みに100冊も読める奴がおるんか?」
と真剣にのけぞった記憶がある。当時は純朴だったのだろう。
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本は好きだが、かつて週1~2冊のペースで読んでいたものが、
今ではせいぜい2週に1冊といったところ。
"量より質"と言っておけばカッコイイのだろうが、
ゆっくり読んだところで本の中身が身についたという実感はない。

ここ何ヶ月かで読了した文庫本を並べてみた(写真)。
杉浦日向子さんの江戸漫画と藤原新也さんの旅行記以外、
何が書いてあったかほぼ記憶にない。やれやれ......。